コンテンツへスキップ

|_・)そしてなぜこんなことに!?

  • by

|_・)御苗場&CP+すっごく勉強になったし刺激になったよ!という話で終わるはずだったのに?というはなしなんですけどねっ…

そう、最終日の28日は仕事で来れないので、27日(土)は御苗場の展示を見て回ったり、CP+を見たり。

毎年CP+に来てますが、今までだったら新製品のカメラとか、憧れのレンズとか、カメラアクセサリーをヨダレを垂らしながら見て回ったり、キレイなお姉さんを「ポートレートの練習」と称して撮りまくったりしてたわけなんですが。
時間ないこともありますが今回はもう、用紙用紙ディスプレイフォトブック用紙プリンタみたいな。

ああ、この紙で作品をプリントするならどんな写真がいいかなぁとか、お、プリントと簡単に合わせられるソフト?!とか、興味が作品作りに向きまくりになってるわけです。

用紙ブランドのハーネミューレとか、ILFORDとか、アワガミファクトリーとか、展示されている作品がやはりすごい。余白を贅沢に使った大判の写真は、紙の質感と相まって見とれてしまう。

フォトブックで面白かったのはMyBookの新しいサービス、MyBook Life。
スマホから作成・注文ができる新しいサービスで、スマホの写真でも見栄えがよくなるように紙質、紙色を工夫したLifebook(写真17枚で1800円)とか、35枚の写真を35枚(+表紙1枚)のカードにしてくれるLifeboxは紙製のケースもついて1250円で作れたり。小さいリングノート型のLIFEringは写真の前に透明なフィルムのページがあって、そこにデコレーションしたりメッセージが書き込めたり(写真8枚で750円)。
1回だけ500円で作れるキャンペーンコードをもらったのでLIFEboxを作ってみましたが、気軽に作れてプレゼントにしても喜ばれそうな可愛いカードができました。

1時間半くらい駆け足でみて回って、manaさんとの待ち合わせの場所へ。

するとmanaさんが、EPSONのEP-10VA、3月1日から値上げだってEPSONブースの人が言ってましたよって…
なんでもインク代を安くする代わりに本体価格を上げるということらしい。
つまり2月中に本体を買えばとってもお得!!なにー!!

ま、そんな感じでボクの御苗場&CP+は終わったわけですが、俄然プリンタが欲しい病を発病してしまったわけなんですよ^^;

そして値上げまで猶予は2日間。
仕様を確認したり、レビューをみたり。

1番の問題はインクの種類。
エプソンのプロセレクションと呼ばれるプリンタは顔料インク。EP-10VAは染料インク。

顔料インクは紙に染み込まず、紙の表面にとどまるので、用紙にかかわらず発色良く、にじみもなく、プリントしたその場で色のチェックができる。
ただ、画質を考えると8色とか9色のが欲しいけど、インク代はバカ高いし、当然本体も高いしでかい><。
あと、インクが紙の表面にとどまるので、どの紙にプリントしても、インクが乗っている部分はインクの光沢がでてしまう(CP+で展示されてたサンプルを見ると、逆に写真も紙質も引き立つかも)。

対して染料インクは紙の表面にインクを定着させる処理をした用紙を使う必要があるし、用紙によってはにじむし、色が落ち着くまで数時間からまる1日かかるので、すぐに色のチェックはできない。
インクが紙に染み込むので、紙の質感は出やすいが、色の見え方が紙質や光に影響されやすい。
インク代も本体価格も顔料インクを使う機種よりは安く、気軽にプリントできる。

作品プリントを考えれば迷わず顔料インクなんだけど、気軽にプリントできて、モノクロプリントに力を入れててA3まで出力できるEP-10VAは魅力的だ…。

価格は…けっして安くはないけど、今回、ラボでプリントしてみて、一発で思ったプリントにはならないし、普通のA4光沢印画紙で1200〜1300円、高品位の印画紙だと2000円。注文から受け取りまで3〜5日。家で気軽に試しプリントできることを考えると実売45000円前後を高いと思うか安いと思うか。いや、安いでしょ!!

そして2月29日、たまたま仕事で出かけた帰りに渋谷駅を出ると雨が…。
よし雨宿りにビックカメラに行ってプリンタみてみよう…と。

エスカレーターすぐ横に展示されたEP-10VAには「3月1日より値上げ」というポップ。価格はちょい高め。
店員さんにビックカメラの楽天店より随分高いですね、安くなりませんか?と聞いてみる。
店員さんが確認に行っている間、EP-10VAの前をウロウロ。仕様はさんざん調べたので見るまでもなく。でも、EP-10VAをちらっとみては、うーん、買うか買わないか。値が下がったら買うか、いや、ネット店も在庫があればいいが、なければ下手すると値上げ前に買えないかもしれないし…なんて考えてる。

戻ってきた店員さんが「価格はこれ以上はダメでした。代わりに、メーカーさんがサンプルプリント用に置いていったインク、グレーがないんですけど、他の5色をお付けしますという感じなんですがいかがですか」と。
うぬぬ、グレー、そう、Ganrefのレビューではグレーが半端なく減っていくと。しかし、とはいえ800円前後のインクを5色つけてくれるのは単純に嬉しい。

|ロ`)く、ください。

わーわー!言ってから数十秒は頭の中で、今なら撤回できるぞ!いいのか!いいのか!いやいいさ!と自問自答。

めでたくお買い上げとなった次第です^^;

達成感なのかなんなのか心地よい疲労感を感じながらお店を出ると、雨は上がってました。

|_・)運命だったんだ。うん。運命。

しかしこの時は、このあと、モノクロプリント地獄へと落ちていくなんて思いもしませんでしたけどねっ!^^;

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください